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希少な525点の資料をオンライン公開、詩人の10代の自筆稿も
希少な写本や著者自身が手書きした文書を含む525点の資料が、世界各地からオンラインで研究できるようになった。トルコの文化観光相が10月7日、デジタル公開を発表した。
資料は、オスマン帝国の書物と図書館を研究するイスマイル・エルンサル氏の寄贈により、イスタンブールのスレイマニエ写本図書館が所蔵している。同氏は生涯をかけて資料を収集し、8月6日に寄贈した。その後、トルコの写本担当当局が約2カ月で保存処理、修復、デジタル化、目録作成を完了した。
注目される資料の一つは、シェイフ・ガリブがわずか18歳か19歳のときに手書きしたディヴァン、すなわち詩集だ。詩人の初期の文学活動をうかがわせるもので、コレクションに含まれる著者自筆の写本15点の一つでもある。制作年が確定している最古の写本は、1523年の『エミール・シャーヒー詩集』である。
資料は詩にとどまらない。288ページに及ぶ価格台帳はオスマン帝国の経済生活を研究するための証拠を提供し、ほかの資料は外交や宗教の歴史を記録している。これまで存在が知られていなかった詩や、ほかに写本が見つかっていない詩も含まれる。エルンサル氏は、資料がより適切に保護され、より多くの人に役立つように寄贈したと述べた。