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バンサモロで初の公選議会が始動
フィリピンのバンサモロ地域で初の公選議会が開会し、7年間の暫定統治が終了した。コタバト市で開かれた初会合により、数十年にわたる武力紛争の影響を受けてきた地域に、正式な議院内閣制の政府が発足した。
開会に先立つ9月には、同地域初の議会選挙が行われ、200万人以上が投票した。投票率は84.34%だった。初会合には議員80人のうち79人が出席し、51票を得たアブドゥルラオフ・マカクア氏を首相に選出した。同氏は2025年に任命されて以来、暫定首相を務めていた。
この移行は、中央政府とモロ・イスラム解放戦線の和平プロセスにおける節目となる。キダパワンのホセ・コリン・バガフォロ司教は平和的な政権移行を称賛し、新政府への支持を表明したうえで、イスラム教徒、キリスト教徒、先住民の各共同体に等しく奉仕することの重要性を強調した。
次の課題は、選挙に基づく自治を住民のために機能させることだ。フェルディナンド・マルコス・ジュニア大統領は新指導部に対し、住民のニーズに応える公共サービスの提供、透明性のある資源の活用、経済的機会の拡大を求めた。地域の統治法の下で、首相は議会の監督を受けながら地域政府を率いる。制度は形を整えつつあるが、その成否は人々の日常生活がどれだけ改善するかによって測られる。