
地域社会と思いやり
世界各地のボランティア、1日の水辺清掃でプラスチックボトル130万本を回収
世界最大の単日開催のボランティアによる海洋清掃活動「2025年国際海岸クリーンアップ」で、約63万人が海岸、河川、水路から1,390万個近くのごみを回収した。活動は全大陸に及び、清掃した海岸線と水路の総延長は1万5,000マイルを超えた。
最も多く記録されたのは飲料用プラスチックボトルで、回収数は133万8,712本だった。ボランティアはこのほか、プラスチック製フィルターを含むものが多い吸い殻を120万個近く、ボトルのキャップを約88万6,000個、プラスチック製買い物袋を58万1,000枚、さらにその他のプラスチック袋や食品容器を合わせて100万個以上回収した。回収された廃棄物の総重量は約360万キログラムに上った。
この年次活動は、40年前にテキサス州のメキシコ湾岸で2,800人が参加して始まって以来、大きく拡大してきた。これまでに166の国と地域から1,970万人近くが参加し、総重量18万4,000トンに相当する4億3,900万個以上のごみを回収した。
この取り組みは、海洋ごみの長期的な記録も生み出している。そのデータは300本近くの査読付き研究や廃棄物政策の評価に利用されてきた。2025年に発表された研究では、プラスチック袋の禁止や有料化によって、海岸ごみに占める袋の割合が、こうした対策を講じていない地域に比べて25~47%低下したことが示された。