人類の偉業

88歳で栄誉を受けた台湾歌仔戯の名人、今も指導を続ける

台湾歌仔戯の俳優、王慶芳氏が、第37回伝統芸術金曲賞で特別な栄誉を受けた。80年以上に及ぶ活動と、伝統的な演技技術を次世代へ伝える取り組みが評価された。88歳の現在も指導を続けており、弟子の中には同賞を受賞した人もいる。

台湾の苗栗県政府は10月6日、計4つの賞を獲得した芸術家や団体を祝福し、王氏もその一人としてたたえられた。6歳で修業を始めた王氏は、乱弾、客家採茶戯、歌仔戯など、複数の伝統演劇に携わってきた。

乱弾が衰退する中でも、王氏は舞台に立ち、歌唱を教え、古典作品を伝え続けている。台湾の文化当局は2020年、王氏をこの伝統の保存者として正式に認定した。

指導の基本にあるのは忍耐だ。王氏は中央通訊社に、弟子をたたいたり叱ったりはせず、うまくできなければ繰り返し教えるだけだと語った。若い演者の記憶力と身体表現の技術をたたえ、弟子が自分を超えていくことを喜んでいる。

苗栗県のほかの3つの受賞は、保存とともに創造性にも光を当てた。複数の伝統様式を取り入れた音楽設計、演劇の映像・音響作品、客家の器楽アルバムが評価され、芸術家たちが文化的遺産を未来へつなぐ多様な方法を示した。

出典

  1. Liberty Times Net傳藝金曲獎苗栗摘4獎 88歲王慶芳戲曲生涯逾80年傳承不輟
  2. Central News Agency傳藝金曲苗栗奪4獎 王慶芳、榮興劇團獲表揚

取材・検証メモ

この記事の情報源

苗縣府文化觀光局

Liberty Times Netは、受賞数と受賞者の紹介に当たり、「苗栗県政府文化観光局によると」と明記している。写真は張勲騰記者の撮影とされている。元となる報道媒体やプレスリリースは示されていない。

苗栗縣政府文化觀光局

Central News Agencyは、受賞情報の出典を「苗栗県政府文化観光局」と明示し、「中央社記者・管瑞平、苗栗県6日発」との署名を付している。追加の指導に関する証言は、別の報道媒体ではなく王氏本人の発言として伝えられている。