技術と革新

オレゴン州の波力発電試験施設が開設、米国本土の電力網に接続

海洋エネルギーのための主要な研究基盤が、オレゴン州沖に整った。PacWave Southは、開発事業者が外洋で実規模の波力発電装置を試験し、発電した電力を地域の電力網に供給できる、米国本土初の大規模施設だ。

オレゴン州立大学が開発したこの施設は、複数の種類の波力エネルギー変換装置について、あらかじめ許認可を取得している。対象には、ブイのような点吸収式装置、波によって空気をタービンに押し流す装置、たわむことで発電する長い浮体構造物などが含まれる。沖合の試験区域は海底ケーブルで陸上と結ばれている。

この共用基盤は、海洋エネルギー開発事業者が長年直面してきた障壁、すなわち、許認可を取得し、電力網に接続した試験を独自に手配するために必要な時間と費用の負担を軽減する可能性がある。米エネルギー省は2016年以降、施設の立地選定と建設に1億5,000万ドル近くを投じてきた。連邦政府の審査を経て事業を進める承認を受け、今夏、電力網への接続を完了した。

今回の開設は試験に向けた節目であり、まだ発電の節目ではない。発電装置はまだ搬入されておらず、開発事業者は連邦資金の支給の遅れにも直面しているため、施設は発電していない。それでも、連邦政府の推計で米国全体の資源ポテンシャルが大きいとされる、炭素を排出しない新興エネルギー源を評価する道筋が整った。

出典

  1. opbWave energy testing site opens off Oregon
  2. ABC NewsWave energy testing site opens off Oregon, a green energy milestone in the Trump administration

取材・検証メモ

この記事の情報源

Associated Press

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