
地域社会と思いやり
上海のレースで衝突、ドライバーが炎上する車からライバルを救出
9月5日に上海で行われたChina GT Championshipのレースで、3台が絡む事故により1台が炎上した。オランダ人ドライバーの即座の行動が、英国人のライバルの命を救う一助となった。
レース開始から約20分後、上海インターナショナル・サーキットの長いバックストレートの終わり付近で2台が衝突し、滑りながらオリー・ミルロイの進路に入った。ミルロイのFerrariは側面から衝突されて炎上し、スピンして防護壁に突っ込んだ。
ローク・ハルトフは自分の車を止め、事故車に駆け寄った。現場の映像には、ハルトフがドアの一部を取り外し、近くの係員から消火器を受け取って消火に当たった後、反対側からミルロイを引き出す様子が映っている。レースは中断され、再開されなかった。
ミルロイは病院から、肋骨5本、鎖骨、手と指を骨折し、肺にも打撲を負ったと報告した。ハルトフの「献身的な行動」に感謝し、命の恩人だと述べた。ハルトフは、ドライバーが自力では脱出できないかもしれないと考えたため、「一瞬たりとも迷わなかった」と語った一方、救出は恐ろしかったとも認めた。
この事故により、大会の緊急対応にも厳しい目が向けられた。China GTの主催者は不備を認め、事故を調査するとともに、レース運営、緊急対応、救助、医療サービスについて、より包括的な計画を策定すると表明した。