地域社会と思いやり

Americaresに過去最大の5,000万ドル寄付、医薬品へのアクセス拡大へ

Americaresは、30年にわたり同団体を支援してきたコネティカット州の匿名の一家から、団体史上最大となる5,000万ドルの寄付を受けた。米国の援助の大幅削減を受けて多くの国際保健団体が活動を縮小する中、この資金によってAmericaresは活動を拡大できる。

寄付の半分は、2030年までに1億人が質の高い医療を受けられるよう支援するというAmericaresの目標に充てられる。同団体は、4,000カ所を超える医療施設のネットワークを通じて、医薬品、機器、その他の物資の提供を増やす計画だ。特にサハラ以南のアフリカ、中東、北アフリカ、アジア、中南米の資金不足に直面する国々を重点対象とする。また、無保険の住民が増えると予想される米国内の州でも、医療施設への支援を拡充する。残る2,500万ドルは、Americaresの基本財産の強化に充てられる。

今回の寄付に先立ち、同団体の活動は大きな混乱に見舞われていた。Americaresは以前、資金の約10%を米政府から受けていた。その支援の喪失は、タンザニアでの妊産婦ケア事業の中止、コロンビアでベネズエラ移民に医療を提供していた診療所の閉鎖、ガザで計画していた医療物資の供給網事業の断念の一因となった。

民間の寄付だけでは、国際援助から引き揚げられた数十億ドルを埋め合わせることはできない。それでも今回の記録的な寄付は、地域の医療提供者に物資を届け、現在進行中の20件を超える緊急事態に対応するAmericaresの能力を高める。

出典

  1. Economic TimesAn anonymous Connecticut family gave Americares $50 million to plug part of the aid gap
  2. Los Angeles TimesUnnamed donor responds to global aid cuts with a record gift for Americares nonprofit
  3. Westfair CommunicationsUnnamed donor gives $50M to Americares to expand lifesaving medicine access

取材・検証メモ

この記事の情報源

Associated Press

Economic Timesは取材内容を繰り返しAPに帰属させ、末尾に「APの情報を使用」と記している。Los Angeles Timesは、ポラードがAP通信の記者であると明記している。

Americares press release

Westfair Communicationsは、Americaresが当日発表したプレスリリースで、寄付とその想定される効果を発表したと明記している。